すごリペVol.164 中部第二ブロック(名古屋)番場さん
みんな、今日もお疲れさま!
今回は久々のすごリペをお届けするよ~☆
今日ご紹介するのは、
中部第二ブロック(名古屋)番場さん [リペア歴19年]による
竹窓の格子部分の破損(経年劣化)補修。
「すごリペ」とは…?
「すごいリペア」の略称で、業界屈指の技術を誇る
バーンリペアの中でも、特に賞賛すべきリペア技術のこと。
作業時間 : 7時間(雨待機1~2時間含む)
作業前
「あらら!素敵な竹細工が折れちゃってるわ~!
番場さんどうやって直したの?」
「まずは既存の格子の竹を抜き取り、根元部分の下地処理を行いました。
次に、新たにいい感じの竹を選び、竹用ドリルで穴あけ竹同士を連結した状態で根元を仮固定しバランスを見た後、コーキングを根本に充填し、竹を取り付け、不足分はコーキング充填して整えて完成です!」
作業後
「あら不思議! 本当に元通りだわ~☆
作業する上で特に注意したポイントはあるかしら?」
「竹に貫通穴を開けて、更に竹を通す部分があったので、竹の太さのバランスを1番に考えました。
細すぎると割れてしまうし、太過ぎると雰囲気が違くなるので、根元は太く、先が細い竹選びをしました!」
「なるほど~☆ バランスを考えて素材選びをしたのね!
作業をしてみてどうだった?」
「見た目は経年でボロボロでしたが、根元は生きていた為、根元をほじくり出すのが大変でした。
また、思いのほかいいバランスの竹が無かったので、加工の失敗が許されない状況でした。
加えて天候が荒れてしまい、雨が止むまで待機したのも大変でしたね(雨男なんです…)…!」
「自然の素材を活かすとなると、ぴったりのものは限られてしまうものね…。
そんな限られた状況の中でも、流石の仕上がりだったわ~☆
番場さんありがとうございました~!」
さて、今回のすごリペはどうだった?
今回、竹に穴を開けるためのドリルを特別に用意して、
補修用の竹は風合いを合わせるために大量に用意したと伺ったわ~。
これはもう芸術作品と言えるわね~☆
これからも様々な現場に対応できるよう、日々研鑽と実践を続けていきましょう!
次はどんなプロの技を見せてもらえるのかな♪
これからもすごいリペアをご紹介していくので、
みんな楽しみに待っていてね☆
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更新日:2023年10月19日