すごリペVol.114 神奈川第二ブロック(湘南)添田さん
みんな、今日もお疲れさま!
今回は、すごリペをお届けするよ~☆
今日ご紹介するのは、
神奈川第二ブロック(湘南)添田さんによる
集成材カウンターの接合部補修。
「すごリペ」とは…?
「すごいリペア」の略称で、業界屈指の技術を誇る
バーンリペアの中でも、特に賞賛すべきリペア技術のこと。
作業前
「集成材って複数の木材を集めてつくられた材料のことよね!
継ぎ目が目立つし、横から見ると少し段差もできているわ~!
添田さんどうやって直したの?」
「事前に依頼者様から裏側を金具で補強していただいていたのですが、より強度をあげるために、鎹(かすがい)を2本打ち込みました。」
「かすがいってなにかしら?」
「木材と木材をつないで固定する釘のことです。
今までの経験上、継ぎ目にひび割れなどキズが再発する懸念があったので、より強度を確保するために使用しました!
ただ、多く打ちすぎるとカウンターがひび割れる恐れがあったので、最低限の本数にしました。」
「なるほど~☆過去の経験が活きているのね!次の工程を教えて~!」
「次に、接合部分に接着剤を流し込んで固定し、硬化したらパテとジェルを充填しサンドペーパーで研磨します。
その後に、スプレーガンや木部用の色鉛筆を使って継ぎ目や木目の濃淡などを再現したら、補修箇所を全体的に吹き付け濃淡をぼかしていきます。
最後に艶合わせをして完成です!」
作業後
「つなぎ目がどこにあったのかわからないほどキレイに消えているわ~☆作業をしてみてどうだった?」
「リフォーム現場のため事前情報は写真のみでしたが、あらゆる対応に備えて、事前にホームセンターなどで道具を見ながらシミュレーションをしました。
今回かすがいを用意したのですが、道具に関しては備えあれば憂いなしだと感じました!
事前に写真が見れる場合は、経験豊富な先輩スタッフにアドバイスをいただくことをおすすめします!」
「実際に現場に行くと、写真だけでは気づくことができないことや、想像と違った・・!なんてこともあるのよね。
どんな状況になっても対応できるように、前もってシミュレーションしてから現場に臨むなんてさすがね♪
添田さんありがとうございました~!」
さて、いかがだったかしら?
今回も、事前準備がいかに大切か教えてくれたわね!
日々の現場対応で培った経験を活かして、起こりそうな事態に備えた対策をいくつか想定しておくことで、焦らず落ち着いた対応ができたんじゃないかしら。
いつでも100%のサービス提供ができるように、万全の準備をしておきましょう!
次はどんなプロの技を見せてもらえるのかな♪
これからもすごいリペアをご紹介していくので、
みんな楽しみに待っていてね☆
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更新日:2021年04月22日