同社の現場管理者様は、雑工事や竣工検査、簡単な手直しなどの業務も担当されており、仕上げ期間の業務量が非常に多いという課題を抱えていらっしゃいました。1つの現場が仕上げの段階に入ると、他の担当現場の工程管理が疎かになったり、協力業者様とのコミュニケーション不足による連絡ミスや、施工ミスにもつながるなど、悪循環に陥っている状況でした。
そこで、まずは仕上げ期間中の業務をバーンリペアにお任せいただくことで、本来の現場管理業務に専念できる環境づくりを実施。取り付けなどの雑工事、竣工検査、是正対応のほか、業者手配や引渡し書類の取りまとめ等の業務にも対応。事前に工程表をお預けいただくだけで、引渡し日に合わせて作業日程も組むため、現場ごとに都度ご手配いただく必要もなく、業務負担を大幅に削減し、本来の業務に専念いただけるようになりました。その結果、一人あたりの現場管理棟数が平均月3棟から5棟に、全体で30棟から50棟に増加。増員せずに着工・完工棟数を増やすことができるように。
もう一つの課題であった、仕上がり品質のバラつきについては、第3者目線の統一基準による検査に変わったことで、着工棟数の増減に影響なく、品質を一定水準に保つことができるように。バーンリペアの検査で使用するシステムは、検査結果が数値化されるため、指摘箇所が多い部位などの傾向値を把握しやすいのも特徴です。現場管理者様へ結果をフィードバックし、自身が担当した現場の改善点から生産性をより高めるためのヒントとしてもご活用いただいています。課題が見える化されることで、目標が立てやすく、モチベーションアップにもつながりやすくなります。